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【中・高生】進路を決める時に①(2020.4.20)
「将来の夢は何でしょう?」
と聞かれて、答えられる生徒と答えられない生徒が半々といったところでしょうか?
現実的なものから漠然としたものまで、何かしら興味のあることは思いつくでしょう。
では、
「将来希望する職業は何でしょう?」
と聞かれるとどうでしょう?出てくる答えが急に偏ってきます。
「やりたいものが無いんです」
「まだ、決まってません」
「何にも興味がなくて・・・」
進路を決める必要のある中学3年生や高校3年生には、適切な提案をするために必ず上記の質問をしますが、「いや、まだ・・・」という返答が多く聞かれます。
職業はたくさんあります。社会経験のない生徒さんが悩んだり決められなくて当然ですが、ここで問題になるのは「まだ、やりたいことが見つかっていない」ことではありません。「自分の進路を見つける努力をしていない」ことです!
どんな職業があって、どんな仕事の内容で、どんな技能や資格が必要か?「色々と調べてみているけれど、なかなか興味が湧かない」であれば問題ありません。全く興味のない職業や苦手な職業を消去していけば、おおよその方向性は見つかります。ですが受験生にもなって「調べたことすら無い」はやめてください!
できれば、小学生のうちに「職業」について親子で調べる時間を持つと良いと思います。子どもが何気に口にした「弁護士っていいな~」であれば、弁護士について一緒に調べてみましょう。ネットで簡単に検索できます。親御さんの方から、「これ面白そうだよ!」と誘ってみても良いと思います。高校生でもまだ遅くはありません。職業について知るということが大事なのです。
現在は、選ばなければ職に就くことはそう難しくありません。ただ、どうせなら自分の能力を十分に活かせる職業を、できるだけ長く続けていきたいですよね。何も準備をしていなかったが為に将来「こんなハズじゃあ・・・」とならないように、今の内から視野を広く持っておきましょう!
寒河江事務局:遠藤