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【コラム:遠藤】「超こえーはなし②[閲覧注意]」(2020.11.29)
前回の続きです。
※一応、再度言っておきますが、苦手な方や感覚が鋭い方はマジで見ない方が良いです。
それから、その後3カ月くらいは何事もなく過ごして、ほぼ日常では思い出さなくなってきた頃のおはなし。
その頃、アルバイトをしていたんだけど、いつも時間帯が夕方からシフト入って、閉店が夜の23:00で、その後お客さんが帰ってから夜の00:00(24:00?)まで掃除をして終わりって感じの仕事だったのよ。
んで、そこはみんな仲が良かったから、終わった後くらいからお酒とか買ってきて控室で飲み会をするってのがザラだったんだよね。
その日も仕事が終わって「遅番のみんなで飲み会しよう!」ってことになってて、いつも通り買い出し担当の人たちがお酒とかお菓子とか焼き鳥とか買ってきてくれて、00:30くらいから控室で飲み会をしたんだよね。しばらく楽しく話をしたりしてたんだけど、何かの拍子に「恐い話しよ~ぜ!」ってことになってさあ。
みんな酔っぱらっているから、本当だかウソだか分からない話とか、「…オマエだあ~っ!!」ってオチで脅かす系の話が中心でさ。
聞いて笑っているうちに「あっ、俺この前不思議な体験したわ!」って思い出して(恐いと思ってなかった)、前回の話をしたんだよね。
時間は、夜中の02:40って感じ。
そこにはAくんっていう早番のシフトの子がいたんだよね。早番の人だから、遅番の俺らとは引継ぎと挨拶くらいの接点で、あまりどんな人かは知らなかったの。
今回は飲み会に参加したいってことで、たまたま混ざってたんだよね。
そしたらそのA君が急に
「その話やめて‼」
って言ったの。
Aくんは、凄く穏やかな雰囲気でずっとニコニコしてる感じの人なんだけど、
急に怒ったように言うから、俺もビックリして・・・。
「えっ?何かマズかった??」
って聞いたの。
そしたらAくんが、
「そこに来てるから‼」
って俺の右側を指さして映画の柴田理恵みたいなことを言った瞬間、
急に俺の体の右側がゾゾゾゾゾーってなって、そんで右の首が急に「つった」みたいになったのよ。
「いたたたっ!!」
って。
んで、俺の右隣にいた人も、その左側の首(指さした側)が「いたたたっ!!」ってなって。この人はただ巻き添えくらったホント不運な人。
【隣の人首痛い⇒ 指さした場所 ⇐俺首痛い】って感じ。(わかる??)
※⇒:首の向き
みんなちょっとしたパニックだよね。
んで、Aくん、
「これヤバイよ!」って。
「お祓いするから、誰か塩買ってきて」って。
俺は首が痛いから
「ナニこれ?痛いんだけどっ!!」
って聞いたら、
Aくんが「今、その時のことが分かったから、まずはちょっと帰ってもらうね」って。
後から聞いたんだけど、Aくんは、かなり強い力があるそうで、簡単なお祓いレベルのことは出来ちゃう人だったみたいです。
でも、「そんな凄いんじゃなくてホントに簡単な」っては言ってたよ。
酒を飲んでいなかった人がコンビニで塩を買ってきてくれて、それをAくんが肩や背中に振り掛けながら、肩に手を置いたり少し擦ったりとしてくれて25分~30分くらいで痛みは徐々に引いてきました。二人同時だったから時間がかかったみたい。
んで「今日のところはもう大丈夫!」ってAさま。「今日のところ」・・・って。
「何なのあれは?」って聞いたら、
「そのバアちゃんですよ‼」
と。
「何で来るの?」ってきいたら、
「あれはね・・・」
ってAくんが見えた本当のことを教えてくれたんだ・・・。
今回で終わらす予定だったけど、書いてみると意外に長かったので、最終回に続きます。
知っても良いなら次回へどうぞ!
えんどう