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2023年の注目すべき教育ニュース
いよいよ今年も終わりを迎えようとしています。2023年の教育ニュースを振り返ると、教育現場において多くの変化があった年でした。以下に、その中でも特に注目されたニュースを紹介します。
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1. 公教育のアウトソーシングで教師負担の軽減へ: 公立中学校の部活動を地域のスポーツクラブや文化芸術団体などに移す「部活動の地域移行」が2023年度から段階的にスタート。教師の働き方改革を目的としています。
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2. 期待がかかる“次世代の学び”: インターネット上の仮想空間「メタバース」を利用した教育が注目されました。宇宙旅行やタイムトリップなど現実では不可能な体験ができることも大きな魅力です。
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3. GIGAスクール構想、集大成へ: 「GIGAスクール構想」により一人一台端末や高速通信ネットワークなどのICT整備が進み、タブレットやパソコンを活用した授業が定着しつつあります。2024年の教科書改訂に合わせてデジタル教科書の導入が本格化する見込みです。
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4. 新たな評価軸「ルーブリック」: 一部の中学や高校、大学などで導入され始めている「ルーブリック評価」が注目されました。グループワークやディスカッションなどを通して子どもが自ら学びに向かう「アクティブ・ラーニング」が浸透してきた中、こうした活動は数値で評価しにくいという問題がありました。そこで、ルーブリック評価が導入されました。
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以上、2023年の教育ニュースの一部を紹介しました。教育現場において、今後も変化が続くことが予想されます。新しい教育ニュースにも注目していきましょう。
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note)https://note.com/nonaka_jun/n/nbc468d0ac2f5
TOPPAN BIZ) https://solution.toppan.co.jp/ds/contents/metaverse_7.html
文部科学省) https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
みんなの教育技術)https://kyoiku.sho.jp/75868/
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担当)プロ教師 近江直樹