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2025年度 山形県東桜学館中学校・致道館中学校の入試概要
山形県内の中高一貫校である東桜学館中学校(東根市)と致道館中学校(鶴岡市)で、2025年1月11日に入学者選抜が行われ、計332人の受験生が試験に臨みました。いよいよ始まった受験シーズンの幕開けとなる両校の入試の様子をお伝えします。
〇試験概要
両校とも定員99名に対し、東桜学館中が142名(1.43倍)、致道館中が193名(1.95倍)の志願がありました。致道館中は第2期生の募集となり、前年度の2.21倍から0.26ポイント下がったものの、引き続き高い競争率となっています。
〇試験当日の様子
東桜学館中では、試験開始前、受験生たちが緊張した面持ちで教員の説明に聞き入る姿が見られたようです。一方、致道館中では、みぞれの降る中、午前8時ごろから傘を手にした受験生たちが保護者と共に会場を訪れ、校門前では「塾やテストで頑張ってきたので、集中してやりたい」と決意を語る受験生の声も聞かれました。校舎近くでは学習塾の講師陣も応援に駆けつけ、受験生たちを励ます姿も見られました。
※「山形新聞」「荘内日報」の情報を参考
〇試験内容(両校共通)
午前9時半から以下の順で試験が実施されました。
・英語リスニング(約5分間)
・適性検査(55分間、配点100点):各教科を踏まえた総合的な問題
・作文(40分間、配点35点)
・集団面接(15分程度、配点15点)
適性検査では、両校とも地域に関連した題材が扱われ、米沢藩主・上杉鷹山や庄内の砂防林に関する文章の読解問題、山形県の農畜産物輸出状況を示すグラフの分析など、情報を的確に読み取る力が試されました。また、計算や作図を組み合わせた問題も出題されました。
作文では、身の回りにあるものや人の良さ、ありがたさをテーマに、受験生自身の体験や見聞きしたことを踏まえて記述する課題が出されました。
〇合否判定について
両校とも、試験での得点に加えて、小学5・6年の各教科の評定も同じ比率で考慮して合否を判定します。合格通知は2025年1月17日に発送される予定です。
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担当)プロ教師 近江直樹
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2025年度受検 山形県公立中高一貫校 適性検査受検 志願倍率 致道館 東桜学館 – 公立中高一貫校のはてなブログ
受験シーズン始まる 小6“関門”に挑む 致道館中学2期生入学試験 1.95倍193人志願「頑張って」声飛び交う|2025年01月12日付紙面より|荘内日報ニュース−山形・庄内|荘内日報社
東桜学館1.43倍、致道館は1.95倍 県立中志願倍率|山形新聞