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【地球環境】温暖化 漁獲量に影響?!
未来からの警告
「深刻化する漁業危機」
北海道
スルメイカ 96%減
この30年のピーク時と比べた2020年の漁獲量は、スルメイカが96%、サンマは91%、サケは78%減り、コンブも半減した。
簡単に例えてみます。
ピーク時が仮に100匹だとすると、96%減は4匹という計算です。
このままいけば、何十年か後には「絶滅危惧種」になる可能性さえあるでしょう。
◆ポイント
①日本近海の平均海面水温はこの100年で、世界平均の倍以上も上がっている。
②温暖化に伴って、サケの回帰が減った半面、北海道でブリの漁獲量が増えるなど、温帯の魚が北上している。
③海の酸性化、貧酸素化も課題。漁業の方法を見直し、養殖を増やして適応していくしかない。
海の変化は避けられず、海の生き物同様に、人もその環境に適用していく必要が求められています。皆さんは、この事態をどのように解決していきますか。
責任者 稲毛祐二
参照資料)山形新聞 2022年8月26日