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「夏休み」を迎えるにあたって、保護者の皆様が心配になることのひとつに「生活リズムの維持」があると思います。家庭学習時間の多寡はもちろんですが、起床・就寝時刻やスマホ・タブレットとの付き合い方など、様々なことが気になっていると思います。「規則正しい過ごし方をして欲しい」と考えていても、なかなか思い通りにはならず、ついつい親子で言い合いになってしまう・・・というご家庭も多いのではないでしょうか？

私は、子どもの生活態度を指摘する時、まずは親自身が自分の行動をふり返ってみることが大切だと考えます。子どもの行動は、親の行動を映す鏡です。親が家でスマホばかり触っていれば、子どもも「自分もそれでいいや」と思います。子どもがリビングで勉強している時に親がテレビを見ていたら、「“ながら勉強”はいけません」と言っても説得力がないでしょう。それを棚上げして、ただ厳しく叱っては「頭ごなし」と受け取られてしまいます。

※「リビング学習」そのものは、けっしてマイナスではありません。

生活態度に限らず、言葉遣いや整理整頓など、親が良い姿勢を見せていれば、子どももそれに倣います。お子様の様子で気にかかることがあったら「自分はどうだろう？」と一呼吸入れてみる・・・そんな心のゆとりが必要ではないかと思います。

酒田事務局：本間