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【反復練習】言わずもがな王道の学習方法です。暗記力向上の為に、繰り返し学習することはとても大事なことです。ですが…わかっていても、なかなか出来ない、面倒くさい、敬遠されがちな学習方法でもあります。

今回は、これまた代表的な【漢字練習】を例に、反復の仕方を再確認してみましょう。

① 新出漢字は丁寧に(正しくドリル4マスなぞり→形に気をつけてノートに5回以上)繰り返し練習する。

② できるだけ声に出して（練習の時だけは）練習しよう。（ふりがなもつけて書く習慣をつけよう。）

③ 漢字一文字だけでなく、文章として（ドリルの例文）練習する。（漢字を使おうという気持ちを持つ。）

④ 意味を考えながら、（ドリルの説明部分や挿絵等を見て）練習する。分からない漢字や言葉は、辞書で引く。

⑤ ひらがなのページを見て書けるようにする。（写してばかりでは漢字は身につきません。）

上記の手順は小学生向きのマニュアルですが、実のところ全学年全教科に通ずる方法でもあります。一般的に小学校低学年よりコツコツとこの反復練習を継続していけば、自ずと少ない回数かつ短時間で暗記する力が身に付いてきます。

しかしながら、誰もがそれを実践してきたとは言い難いのが現状です。ですので…中学生から、或いは高校生からでも遅くはありません。また必ずしも①からと縛られることもなく、例えば②からでも構わないので、恥ずかしがらず…始めてみましょう。

プロ教師：山本一人