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【中・高生】「3色ボールペンの活用」(2021.1.11)

以前、授業で【3色(4色)の蛍光ペンの活用】を指導していることを紹介しました。今回は、その続き【3色ボールペンの活用】を紹介します。やはり、普段使いとしてはボールペンの方が便利ですからね。
 
3色とは「赤・青・緑」です。色使いの区分けは蛍光ペンと同じで、赤は一般的に重要な箇所へ、青は自分にとって重要な箇所へ、緑は自分が面白いと思う箇所へ、線を引いていきます。ここで大事なことは、線を引く行為を言葉の整理だけに終わらせないことです。
多くの子どものあるあるですが…線を引く行為に満足してしまい、そこでもう終わったかのような気になってしまうのです。「後で整理しよう。」という気持ちを、「今覚えよう。」という考え方に転移させることです。
 
さらにお薦めはノック式のペンです。よく筆入れの中にカラフルなペンが何本も入っているのを目にします。楽しく学習するという意味では、それはそれでありかもしれませんが、多色過ぎて思考の妨げになるという指摘も否めません。
上記で述べたように色と思考を同一視し、記憶の助けとすることがベストと考えます。1本のペンに3色が入っていて、それを「カチッ」という色の切り替えが、「スイッチ」となり思考の切り替えを促すのです。
 
「後で覚えよう。」と思ってボールペンを活用しても何もなりません。綺麗に線を引く必要などありません。雑で大いに結構です。自分だけのペンの使い方を鍛えていきましょう。
プロ教師:山本一人

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