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春休みが終り、いよいよ新年度のスタートです。新しい環境に慣れるまで大変だとは思いますが、ひとつずつ、慌てず、先に進んでいきましょう。

さて、昨年、工業高校に進学した元生徒のS君と話す機会があり、どのような１年だったのかをインタビューさせてもらいました。実際に高校生になった先輩の声は、これから高校を選択する中学生にとって非常に参考になる情報です。ありがとう、S君！

「久しぶりですね。元気そうで何よりです。入学して１年過ぎたけど、どうだったかな？」

『こちらこそ、お久しぶりです。めちゃくちゃ元気でありあまってるくらいです！毎日充実してます！』

「それは良かった。授業内容はどうですか？楽しいのもあれば、難しいのもある感じかな？」

『やっぱり、実習は楽しいです。旋盤加工したり、溶接したり、エンジンの部品を組み立てたり、ものを作っている実感があってやる気でます。数学は、中学から引き続きしんどいんですけど…でもしっかり授業を聞いて、提出物出して頑張ってますよ！テストが終わると熱出したりしてますけど（笑）』

「そうですか（笑）。頑張って立ち向かってるんだね。クラスの雰囲気はどうですか？」

『男子３０人以上に対して女子は１人なんですけど、浮いてないですしクラスの仲は良いです。科によって、教室の雰囲気が違うなとは思います。でも、他の科もワイワイやってて楽しそうですよ。』

「それはすごいねえ。部活は運動部？」

『いえ、ロボットを作っています。ロボットコンテストに出して試合をしたり、学校の行事に出すものを作ったりもしてます。今は大会に向けて、新しいロボットを作っています。去年は文化祭が中止になったので、展示できなかったんですよ…。』

「そうだったね。今年はぜひ、開催されて欲しいね。最後に、今後の目標やメッセージなどもらえるかな？」

『今年はより専門的な内容が増えるので、しっかり対応して力をつけていきたいです。でも、新しいことが増えていくのは楽しみです！「何か作ってみたい」と思ってる人、ぜひ来てください‼』

「今日は本当にありがとう。高校生活を楽しんで、更に頑張っていってください！」

『はい！ありがとうございます！コロナに負けずに頑張ります‼』

プロ教師：吉野森史