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最近読んだ英語教科書に興味深いものがありました。

三人の生徒が『なぜ人は恋に落ちるのか？』、恋に落ちるメカニズムに対してレポートを書き、そのプレゼンをしました。

一人目の生徒は医療心理学の観点から。幼いころに母親と触れ合ったときに感じた温もりや安らぎを思い出させてくれる人と恋に落ちる。

二人目の生徒は遺伝子学の観点から。自分とはできるだけ異なる遺伝子を持つ異性に惹かれる。『汗臭いTシャツ実験』では女子学生50人が、50人の男子学生が2日間着用したTシャツの入った段ボール箱から、自分好みのにおいの物を選ばせた。すると自分とは最も違うタイプのDNAを持つ男性のにおいを選ぶことが分かった。つまり遺伝子が相手を選び恋に落ちさせることが分かったのだ。

三人目は生物学的観点から。ある異性を見るとドキドキするホルモン、オキシトシンが出てときめかせ恋に落ちさせる。ドキドキが落ちつくと今度はシトルリンと呼ばれる愛情を継続させるホルモンが出る。化学物質の分泌が恋に落ちさせる原因となるのだ。

大学って様々な研究をするところです。一人ひとり研究室に属し、その研究成果を生かせるように後世のため論文を残すのです。自分で仮説を立て、それを実証するため『汗臭いTシャツ実験』のような独自の実験をし、様々なフィールドワークして実証していきます。

就職のために大学に入るのではないのです。研究して論文を残し後世に役立つ点に進学するのです。研究・論文で自分の生きていた証を残しませんか。