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2025年度 山形県公立高校入試 前期(特色)選抜 解説
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2025年度から山形県の公立高校入試で本格導入される「前期(特色)選抜」は、従来の推薦入試に代わる新しい選抜方式として注目されています。一部の普通科では2025年度から先行実施され、生徒の個性や適性を多面的に評価する制度設計が特徴です。 – –
〇制度の概要
- 導入背景:2026年度から現行の推薦入試を廃止し、全公立高校で「前期(特色)選抜」と「後期(一般)選抜」を実施する過渡期的措置
- 対象校:2025年度は米沢東・南陽・谷地など一部普通科で先行実施(定員の30%を上限)
- 選抜基準:調査書点と面接・作文などの検査結果を組み合わせ、学校ごとに3:7~7:3の比率で判定
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〇実施日程
選抜区分 | 出願期間 | 検査日 | 合格発表 |
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推薦・前期選抜 | 1/20~1/24 | 2/3(面接等) | 3/17 |
一般選抜 | 2/17~2/21 | 3/7(学力検査) | 3/17 |
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〇志願状況(2025年度)
- 全体倍率:1.08倍(前年度比+0.12pt)
- 注目の高倍率学科:
- 山形市立商業 経済科:3.75倍
- 山形工業 建築科:2.33倍
- 山辺 看護科:2.25倍
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〇合否判定のポイント
1.調査書点(中学3年生の評定が重視)
2.検査結果(面接では「志望理由の明確さ」が鍵)
3.加点要素:生徒会活動・部活動実績・探求活動・資格取得・ボランティア経験など
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〇最後に
この新制度では、従来の学力偏重評価から脱却し、生徒の「学校との適合性」を重視する傾向が強まっています。ただし、山形県教育委員会の調査によると、調査書点と検査結果の比率が6:4となる高校が多いため、定期テスト対策と面接練習の両立が合格のカギとなります。受験生は志望校の選抜要項を早めに確認し、個別対策を進める必要がありそうです。
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担当)プロ教師 近江直樹
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