TOPICS from KATEKYO
SNSや動画の見すぎは学力に影響する? 全国学力調査の結果から考える、ご家庭でのメディアとの付き合い方
「宿題より先にスマホを触ってしまって、このままで大丈夫か心配です」——そんな声を、日々の学習相談でよく伺います。
2026年8月3日、文部科学省が公表した令和8年度全国学力・学習状況調査(小6・中3対象)では、SNS・動画の視聴時間と学力の関係について、見過ごせないデータが示されました。ポイントをコンパクトにまとめます。
調査結果のポイント
- 平日1日にSNS・動画を3時間以上視聴する生徒は、中3で49%、小6で37%(集計方法の変更もあり前回調査との単純比較は不可)
- 視聴時間が長いほど正答率が低い傾向。中3数学では4時間以上の生徒48.7%に対し、30分未満の生徒は69.6%
- 文科省は「直接的な因果関係は不明」としつつ、長時間利用による生活習慣の乱れを懸念
- 家庭学習時間(1日1時間以上)も5年前より小6で13pt、中3で14pt減少
広がる利用制限の動き
海外ではオーストラリアが2025年12月に16歳未満のSNS利用を禁止したほか、フランスも2026年7月に15歳未満の禁止法を可決(同8月に憲法院が見直しを求める判断)。国内でも香川県や愛知県豊明市が利用時間の目安を定めた条例を施行するなど、対策の動きが広がっています。
今日からできる3つのこと
- 「時間」より「使い方」を話題にする
- 場所・時間帯を決めて家庭内ルールを一緒につくる
- 睡眠時間を最優先に考える
大切なのは視聴時間をゼロにすることではなく、生活の中でのバランスを親子で意識することです。
KATEKYO学院でも、机に向かう時間の”質”を大切にしながら、お子さん一人ひとりの生活リズムに合わせた学習習慣づくりをサポートしてまいります。
参考資料
文部科学省:令和8年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果について
国立教育政策研究所:令和8年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会:その他の学習コラムはこちら
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会 プロ教師 近江 直樹



