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中高生の約8割が生成AIを利用 ― 勉強での”使い方”と、ご家庭で話しておきたいこと

「うちの子、宿題にAIを使っているみたいだけど、どこまで任せていいの?」——そんな疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。

2026年1月、カンコー学生服(菅公学生服)が全国の中高生1,200人を対象に、生成AIの利用実態を調査しました。結果のポイントと、ご家庭で意識したいことをまとめます。

調査から分かること

※インターネットを通じた民間企業の調査(中学生・高校生各600人)で、回答は本人の自己申告です。全国の中高生全体の状況を示すとは限らない点にご留意ください。

・約8割が生成AIを使ったことがあります(「よく使っている」41.4%、「たまに使っている」39.7%)

・女子は「よく使っている」が46.8%で、男子(36.0%)より10ポイント以上高い結果でした

・使っている生徒の使い道は、「勉強の調べもの」が73.7%で最多です

・「相談・話し相手」として使う割合は、女子が49.9%で、男子(23.0%)の倍以上。中学生(41.9%)は高校生(31.8%)より高い傾向でした

勉強では、どう使っている?

生成AIを使ったことがある生徒(973人)に、勉強での使い方を聞いた結果です。

・最多は「考え方や構成のヒントをもらう」で63.0%

・「文章の添削・校正」が約4割で続きます

・一方で、最初から答えを出してもらう使い方が約2割(22.0%)、計算を任せる使い方も約2割ありました

・「学校の勉強では使っていない・禁止されている」という回答も1割弱あり、学校によって扱いが分かれている様子もうかがえます

ご家庭で意識したいこと

ここからは、指導現場での考え方としてお伝えします(調査で示された内容ではありません)。

・「使うか・使わないか」より「どう使うか」を話題に
ヒントをもらって自分で考えるのと、答えをそのまま写すのでは、学びの中身が大きく変わります。「AIには何を聞いたの?」「自分ではどこまで考えた?」と尋ねてみましょう。

・AIの答えは、自分で確かめる習慣を
生成AIの回答には、誤りが含まれることもあります。教科書や資料で確認する、AIの説明を自分の言葉で言い直してみる、といった一手間が大切です。

・学校のルールを一緒に確認する
使ってよい場面や条件は、学校や先生によって異なります。提出物に使ってよいかどうかも含め、学校の方針を親子で確認しておくと安心です。

・「相談相手」がAIだけにならないように
考えを整理する助けになる面もありますが、深刻な悩みは人に話せることが大切です。普段から、何でも話しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。

生成AIは、使い方次第で学びの助けにも、考える機会を減らすものにもなります。頭ごなしに禁止するよりも、親子で「上手な使い方」を話し合うことから始めてみてください。

KATEKYO学院でも、AIに頼り切らず、自分の頭で考える力を育てる指導を大切にしております。

参考資料

カンコー学生服:カンコーホームルーム Vol.240「中高生の生成AIの利用実態」

nippon.com:中高生の生成AI利用:7割超が「勉強の調べもの」でも女子にとっては内緒の相談相手?

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KATEKYO学院・山形県家庭教師協会
プロ教師  近江 直樹

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