TOPICS from KATEKYO/天童事務局
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生成AIと教育 ~子どもたちに必要な“問いを立てる力”とは?
近年、急速に社会に浸透し始めた生成AI(Generative AI)。ChatGPTや画像生成AIなどが一般利用されるようになり、教育現場でもその活用と課題が注目されています。2023年度から2024年度にかけて、文部科学…
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小学校にも広がる“教科担任制”~変わる学びと子どもへの影響~
2024年度より、全国の小学校高学年で教科担任制の拡大が本格的に進められています。文部科学省はこの制度改革を通じて、より質の高い授業と、子ども一人ひとりに合わせた学びの実現を目指しています。 これまで小学校では主に学級担任…
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山形大学工学部に“女子枠”導入 ~理工系進学を支援する新たな一歩~
2025年度入試より、山形大学工学部が女子枠(女性特別選抜)を導入することが発表されました。これは全国的に見ても数少ない国立大学工学部での取り組みであり、理工系分野への女性の進出を後押しする大きな一歩として注目されています…
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教育のデジタル化のメリット、デメリット、そして賢い利用法
東京都が2025年に発表した教育施策大綱では、「デジタルとリアルを融合した学び」の推進が掲げられ、 教育現場に新たな風を吹き込んでいます。都立高校を中心にICT(情報通信技術)を活用した授業や遠隔教育が拡充され、 コロナ…
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変化する大学入試と求められる「速読力」
近年の日本の大学入試において、情報過多の中から必要な情報を素早く正確に読み取る能力が重視される傾向が強まっています。この変化に対応するために、受験生に必要となる「速読力」についてお伝えします。 大学入試の変化 現代の大学…
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変容する教科書検定 ~デジタル化、新科目、そして教育の未来
― 1. はじめに:日本の教科書検定における変化の潮流 日本の教育において、教科書検定は単なる教材の品質管理ではなく、教育方針そのものを反映する重要な制度です。文部科学省(以下、文科省)が定めるこの制度は、社会の変化や教育課…
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2025年度 私立大学の志願者数動向
2025年度の私立大学入試では、全国的に志願者数が増加しました。この背景には、以下の要因が挙げられます: 少子化が進む中で18歳人口が比較的多い年度であったこと 新課程に対応した入試の初年度であったこと 社会…
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デジタル教育と紙の教科書のバランス~フィンランドの事例から学ぶ教育の未来
〇教育のデジタル化と紙の回帰 教育先進国として知られるフィンランドで興味深い現象が起きています。積極的にデジタル技術を教育に導入してきた同国で、成績低下や児童・生徒の心身の不調が目立つようになり、紙の教科書が再び注目されるよ…
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子供のインターネット利用時間について~実態調査に基づく現状と対策
はじめに 子供のインターネット利用時間が増加しているという話題は、多くの保護者の間でも関心が高まっています。オンライン学習や情報収集の機会が増えた一方、長時間にわたってインターネットを利用することによる様々なリスクが懸念さ…
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短大募集停止の背景と子どもたちの進路選択
近年、短期大学(短大)では募集停止や定員削減が相次いでいます。その背景には、少子化や進学に対する価値観の変化、そして労働市場のニーズの変動など、さまざまな要因が関係しています。お子さまの将来を考える保護者の皆さまにとって、進…
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親子で育む自発的な学び
はじめに 子どもが自発的に勉強する習慣を身につけるためには、単に「勉強しなさい」と命令するだけでは足りません。子どもが自分の意志で学ぼうと思えるような環境を整え、親が一緒に関わることが重要だと多くの子育てサイトや教育専門家…
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スマホの長時間使用が脳の発達に与える深刻な影響と回復の可能性
現代社会において、スマートフォンは私たちの生活に不可欠なツールですが、その長時間使用が子どもの脳の発達に与える影響について、最新の研究が警鐘を鳴らしています。東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授をはじめとする研究グループの…
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令和7年度 山形県公立高校入試 志願倍率の動向と分析
令和7年度の公立高校入試において、全体の志願倍率は0.78倍と前年よりもわずかに低下しました。この数字は、近年の志願状況を反映しており、競争率の緩和を示唆しています。特に、志願者数が減少している中で、全体的な倍率が1を下回り…
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最強の勉強法~効果的な復習 スパイラル学習~
「スパイラル学習」について はじめに 今回は復習のしかたについて説明してきたいと思います。具体例として、都内の有名中高への受験塾で採用されている特徴的な学習方法、「スパイラル学習」に注目していきます。この学習法は、効果的な…
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2025年度共通テストの主要な変更点と注目ポイント
2025年度共通テストの主要な変更点と注目ポイント 2025年度大学入学共通テストが実施され、注目すべき変更点や傾向が明らかになりました。山形県の受験生や保護者の皆様に向けて、重要なポイントをまとめました。…
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2025年度 山形県公立高校入試 前期(特色)選抜 解説
2025年度から山形県の公立高校入試で本格導入される「前期(特色)選抜」は、従来の推薦入試に代わる新しい選抜方式として注目されています。一部の普通科では2025年度から先行実施され、生徒の個性や適性を多面的に評価する制度設計…
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大学入試の多様化と個別指導の重要性 – 総合型選抜時代の学習支援
大学入試が大きく変わります!新しい時代の入試制度とは 今、大学入試の仕組みが大きく変わろうとしています。教育の専門機関「エデュケーショナルネットワーク」が全国の学習塾に聞き取り調査をしたところ、とても興味深い結果が見えてき…
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ご褒美で学力は上がる?科学的に考える子育て
- 子供の学習におけるご褒美の効果的な活用法 重要なポイント:「褒めること」と「ご褒美を与えること」は異なります。この記事では、ご褒美が子供の学力向上に与える効果について、科学的な視点から考察します。 ご褒美は習…
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山形県公立高校推薦入試の最新情報
2025年度 山形県公立高校推薦入試状況 山形県教育委員会の公式発表によると、2025年度推薦入試の全体志願倍率は1.08倍となり、過去3年間で初めて1倍台を回復しました。 志願者総数:約978名(前年比0.12%増…
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デジタル教科書の正式導入 教育現場の大きな転換点
最新動向:教育のデジタル化における重要決定 2025年1月21日、中央教育審議会(中教審)作業部会は、デジタル教科書を紙の教科書と同様に検定や無償配布の対象となる正式な教科書として位置付ける方向性を示しました。これは、20…