TOPICS from KATEKYO/山形事務局
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2026年度から学校が激変!保護者が知っておくべき教育改革の全貌
~中学35人学級、AI活用、端末更新…教室で何が変わるのか?~ 2026年度(令和8年度)の文部科学省概算要求が発表され、学校教育に大きな変化が訪れることが明らかになりました。約40年ぶりの中学校学級規模縮小、デジタル技術の…
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教員の働き方改革・給特法改正の“生活への影響”——部活・行事・連絡体制はこう変わる
「先生の残業が減ると、うちの子の学校生活はどう変わるのか」。そう尋ねる保護者の声が、この夏いっきに増えました。2025 年 6 月に給特法の改正が成立し、働き方改革は“お願い”から“仕組み”へ。電話や行事の運営、部活動の担い…
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2025全国学力テスト・山形の課題を“家で”解決する:理科・国語の伸ばし方
春の学力テストは、教室だけでなく、家庭学習の質にも光を当てます。今年の山形は、小6の算数と国語で全国を少し下回り、理科はおおむね健闘。中3は数学に課題が残りました。では、塾の有無にかかわらず、家でどんな工夫を足せば次の一歩に…
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東北公益文科大学国際学部新設 – 地方大学の挑戦と地域の未来
山形県酒田市。人口約10万人のこの地方都市で、一つの大学が大きな節目を迎えようとしています。2025年8月29日、文部科学省は2026年度開設予定の東北公益文科大学国際学部設置を正式に認可しました。これは単なる学部増設ではな…
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志望校まで「あと数点」を確実に伸ばす方法
模試の判定が思うように上がらず、志望校まであと少し。そんな場面で、ひとりで勉強量だけ増やしても、必ずしも効果は出ません。このコラムでは、先生と一緒に進める効率的な学習法の例を、誰でも実践できる手順に整理します。週1回の授業と…
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夏休み明けに考える、子どものスマホ依存との向き合い方 ~現状データと実践的解決策から見えてくるもの~
夏休み中、子どもが朝から晩までスマホを手放さない光景に、不安を覚えた保護者は少なくないでしょう。実際に「1日11時間もスマホに向かっていた」というケースも報じられています。「暇だから見てしまう」という単純な理由が、気づけば依…
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「学び直し」の高校生へ――社会人基礎力を育てる個別支援
高校を卒業しても、もう一度学びたい、進路をやり直したいと考える若者は少なくありません。浪人生活や再受験、通信制高校での学び直しなど、その形はさまざまです。しかし、いざやってみると、学習習慣の再構築やモチベーション維持、将…
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山形県の教育を考える:2025年全国学力テストから見えた課題と希望
「数字の向こうにある子どもの姿を見逃さない」——これは教育現場でいつも耳にする言葉です。2025年4月に実施された全国学力・学習状況調査(以下、全国学力テスト)の結果が公表され、山形県の教育は新たな課題と可能性を同時に示され…
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変わりゆく高校受験戦略:なぜ今、早期準備が求められるのか
高校受験のスタートラインは、いつの間にかゴールへ近づいている――。かつては「中3から勝負」が常識でしたが、近年は中1の春に塾へ駆け込む姿が珍しくなくなりました。背景には内申点制度の改訂、ICTの急速な普及、そして地域・経済格…
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「年内学力入試」の拡大と教育現場の葛藤 ~首都圏私立大23校の新規導入に見る入試前倒しの是非~
急拡大する年内学力入試の現状 大学入学の前年秋以降に行われる学校推薦型選抜や総合型選抜などの「年内入試」において、学力試験を課す大学が急増しています。代々木ゼミナールの調査では、今年度は首都圏の私立大学23 校が新たに導入し…
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令和8年度 前期(特色)選抜を読み解く ― 普通科9校の最新募集枠・検査と対策ポイント
令和8年度(2026年度)から普通科でも本格導入される前期(特色)選抜。令和7年度(2025年度)は先行実施校のみでしたが、来年度からは山形市の主要普通科にも拡大します。本稿では県教委が7月19日に公開した最新 PDFを基に…
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山形大学新教育学部、来春スタート―21年ぶりの復活が意味するもの
皆さんは、将来教師になりたいと考えたことはありますか?子どもたちの成長を支え、地域の未来を担う教師という職業は、いつの時代も社会から強く求められています。そんな中、山形大学が21年ぶりに教育学部を復活させるという画期的なニュ…
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70年ぶりの転換点:「ち」が「ti」から「chi」へ
2024年7月14日、文化審議会は日本語ローマ字表記の70年ぶりの大改定となる答申案を決定しました。ここで注目されたのが、仮名「ち」を従来の「ti」から国際的に浸透している「chi」へ変更するという提言です。単なる文字列の置…
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公立高校「併願制」導入がもたらす衝撃 〜山形県入試の未来といま私たちにできる準備〜
2025年4月22日、石破茂首相は「公立高校でも複数校を同時に出願できる仕組み(併願制)」の検討を関係省庁へ指示しました。 「一発勝負」だった入試が変われば、受験生の戦略はどう変わるのでしょうか。 1. 併願制は“点…
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「学習態度」を成績から外す意味 〜2030年度教育評価改革が問いかけるもの〜
2025 年 7 月 4 日、文部科学省が中央教育審議会に示した方針は、 私たちが慣れ親しんだ成績のつけ方を根本から揺さぶりました。 学習評価 3 本柱の一つ〈主体的に学習に取り組む態度〉を評定(成績)から外す―― 2…
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AI・EdTech 時代の教育を考える 〜世界の動向と日本の現状、そして私たちにできること〜
はじめに:変わりゆく教育の風景 お子さんの宿題を見ていて 「私の時代とは全然違う」と感じたことはありませんか? タブレット学習、AI が提案する個別問題、オンライン授業…。 教育は今、世界規模で大きな変化の波に包まれて…
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【2025年最新】THE日本大学ランキング発表! 学生が知るべき大学の魅力と選び方ガイド
2025年4月3日、英国 Times Higher Education(THE)が THE日本大学ランキング2025 を発表しました。 偏差値では測れない「教育力」を4分野で評価し、 学生の〈学びの質と成長性〉に注目し…
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小学校英語は3年生スタートへ?―― 早期化で広がる学びと家庭・学校ができる英語力アップ術
24年末、中央教育審議会(中教審)は外国語活動の開始学年を 5年生から3年生へ前倒しする案を議論し始めました。 早ければ2028年度から実施される可能性もあり、 小学生の英語環境は大きく変わります。今回のコラムでは制度のポ…
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山形から始まるAI・データサイエンス革命―― 高校と大学をつなぐ“地域創生モデル”を追う
自然と伝統文化に恵まれた山形県で、未来を拓く教育改革が動き出しました。 2025年4月、山形大学に誕生する「社会共創デジタル学環」は 地域課題をデータとAIで解く若者を育て、高校・大学・地域社会を一本の流れでつなぐ ま…
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2040年「理工系100万人不足」時代をどう生きる? 私立大学重点支援と学びのチャンスを読み解く
2025年6月、文部科学省の有識者会議は「2040年に理工系技術者が 100万人以上不足する」というショッキングな推計を公表しました。 同時に国は、私立大学を中心に総額3,002億円の大型基金を創設し、 理工系学部を思い切…